比叡「♪~♪~~」




(比叡は今海色を歌いながらカレーを作っている…いや、というかこれカレーなのかしら?カレーじゃない匂いが立ち込めているわ…。)

比叡「♪~~~」



(また比叡が何か入れたようだけど今の私には関係がない。

あぁ…沈むんだったら海で沈みたかったわ…今となってはもう遅いけど比叡が怪しいものを入れようとしたときに止めればよかった…。

あのときの私は恐怖に脅えて竦めていた。比叡は気合を入れて料理をする時はとんでもない物を入れるらしい、あの時止めていれば私は普通の比叡カレーを食べていて普通にチャレンジを終了していたのかもしれない。)



比叡「さあ出来たよ矢矧、いっぱい食べて!」





(うへぁ…これカレーなのかしら…もうどうでもよくなった私はカレーを口に運んだ。


……………今の私はフラ戦からワンパン大破を食らったような感じだ。出来るなら今すぐ撤退したい…カレーを口に運ぶたびにフラ戦からクリティカルを食らってるような感覚に陥る。


水が…水が美味しい…今の私にとってはこの水がダメコンのようなものだ。けどそれは錯覚でしかない。水は普通に水なのだ。


意識が遠のきそう…あら?音楽が流れ込んでくるわね…。



トホホ 渚ゆう子か…。





私…いったいなにやってんだろ。




………。)
矢矧に比叡カレーを完食してもらう