(頭をゆっくりと撫でられた)



………君がそうして考えていてくれたら私は少しでも君の脳の中で生きていけるのだろう



そう…君が考えていてくれるのなら……だ




時とは残酷でね
大切な思い出というのは少しずつ消えていくんだ


まずは声から、その次に目元…鼻に口元……徐々に記憶は薄れて最後に顔も口調も思い出せなくなっていく
さぁて…君は何時まで私を忘れないでいてくれるのかな?


…こんな汚い私なんかを…ね



汚くなんかないよ…
じゃあたくさん思い出作りましょう!
元就さんの事を忘れられません