こんな事で嘘をついた所で私に利点はないよ…


隆景「父上の場合気付かないという事もあり得ますが…もう歳ですからね
そうした目で見られる事はあまり無いと思いますよ」


輝元「あの熊姫でさえ惚れなかったくらいですからね！」


熊？
失礼だろう、あの子にだって名前はあるんだ

それにその言い方では殆どの男に惚れているといったように聞こえるよ
幾ら惚れっぽい子だとしてもそんな節操なしじゃないだろうに…


隆景「そうですよ
輝元は本当に失礼な子ですね

これだから奥方と不仲になるんですよ」


輝元「人が気にしている事を言わないで下さい！」