(元就は貴女の惚気話が終わるまで聞いてくれた)



幸せそうで何よりだよ
友人の君のそうした話が聞けれて楽しかったから…私も偶には妻との話でもしようかな











私の妻…妙玖は私なんかには勿体ないぐらいよく出来た妻でね
私と彼女は政略結婚だったんだけど、夫婦仲は良かったよ

家臣からは側室をと言われていたけれど彼女以外の女人にそうした行為をしようなどと思えなくてね
それにこう言ってはあれかも知れないけど、彼女以外の女人は全て等しく同じに見えたんだ…



(元就は幸せそうに微笑みながら亡き妻妙玖の事を語っている)









ようするに
惚気る