(懐に抱えた品物を撫でながらざっざっと足早に庭を歩く今日は友人の誕生日だ。
男の喜びそうな物とはなんなのかと考え持ってきたものの…どうなる事かと考えているとばたばたと走っていく輝元の姿が見えた。


…何か急用でも出来たのだろうか?
そう思っては首を傾げるとその後を隆景が追うかのように足早に歩いていく

……なんだ何かやらかしただけか)












(ひとまずこれを渡そう、と友人の書斎の方へ歩いていった)




毛利元就誕生日祭2015