オルタ「なにか隠しているだろう、貴様…まぁ、いい。この女に直接聞く。」
(バシャー)
…きゃぁっ!!冷たっ…!?な、なんで濡れてるの私!?
オルタ「――質問は此方からする、貴様はマスターの部屋の前でなにをしていた。」
あぁ…そういう事ね、過保護な給仕娘にしてやられたって訳か…
何って、訪ねてきただけよ?マスターにお呼ばれされちゃったもの。今夜一緒に楽しいコトしましょうって。
私もせっかくだから彼が私の愛に相応しい勇士かどうかベッドの上で試してみようと思ってね。前まで可愛いだけの子猫だったけど最近の彼、勇ましくてすごくそそるもの
オルタ「ほう?つまりメイドの退勤後を見計らい不純異性交遊に及ぼうと?理想の紳士に近づいたと思えばこれか、度し難いなマスター」
ふーん、貴女ってもしかしなくても生娘ね
オルタ「は?」
男を知らないって言ってるの。
本当に魅力的な男っていうのは気前よく、嫉妬せず、恐れを知らない勇士のコト。女性をとっかえひっかえする位は甲斐性のうちよ。
だっていうのに貴女ったらマスターを理想の紳士にして見せるなんて息巻いて、結局は尻に敷いているだけ。抑圧の末に出来上がる男なんてつまらないだけなのに。
その点、私は経験豊富な女王メイヴちゃん。
私の調教に掛かればメイドの温い教育なんかより、気持ちよく理想の男にしてあげられるわ。
オルタ「妄言はそこまでにしろ、私のマスターが貴様など相手にする筈がない。頼りない男だが最低限の分別は身に付けている」
どうかしら、女王メイヴを前にして傅かない男なんていないわ。どうせだから実演してあげましょう。
そして御覧なさい。貴女が必死で彼に張り付けた虚飾が私の前で容易く剥がれ落ちていく様をね。
――さぁ、好きにしていいわよ、マスター?私が欲しいでしょう?(ぺろ
生娘…つまりオルタは…(ガッツポーズ他に隠しリファラあり(18禁)