
(お…美味しすぎる…セイバー顔が二人も背を向けて並んでいる!
またとない僥倖…というか据え膳です。
このままBBQの要領で後ろから串刺しにしてまとめておいしくいただきたいところですが…)

(ですが。今の私はマスターの剣でもある。
この機会に殲滅したいのは山々ですが衝動のままに動き、戦局を搔き乱すわけにもいかない…セイバースレイヤーとしての本懐か、サーヴァントとしての役割か…)
くぅぅ…マスターとの関係も大切ですが私以外のセイバー全員殺したい…花嫁とかメイドとかあざとすぎる…赤も黒もうぜえ…

何やら後ろから殺気をちょいちょい感じるな。それもエネミーでなく余に向けられたものだ。
というか、声漏れておるし。

何にしろ対象に殺気を感知されている時点でアサシンとして三流だな。
本人はセイバーのつもりのようだが。