(新宿の某ホテル)
マスター一人で眠るには十分すぎる程広い寝床に、充実したアメニティーグッズ…
この突起が点々と付いた振動する棒のように用途が掴めん謎のアイテムも多くあるが(ヴィィィィ)
まあしばらく拠点として生活するに申し分ないな。
ふっ、いいところに目を付けたなマスター。この特異点に近い時代、環境で育っただけある。
―――ところで、部屋に入ってから顔が醜く歪んでいるなマスター。下卑た笑いだ。
今の私はセイバー故に直感がメイド時より働く。察しは付いているが…妙な気は起こさないことだ。今の私は容赦のなさも一線を画すぞ。