(キバナは街灯の明かりによって浮き出した貴方の影に視線を向けた。
特になんの変哲もない影、びゅうと強く吹く風によって木の葉が光を遮るのか薄ぼんやりとした影はゆらゆらと揺れている。)




(…少し肌寒い。)




















(なぜ、沈黙が続いているのかわからない
キバナは目を大きく開くとじっと貴方の影を見つめている)















オマエ












(…寒い。)









(ちょっぴり影がらんだように)
怖い話して