!!
(ぐらりと後ろへ倒れこみ、咄嗟に目を瞑ったが痛みはやってこない。)
(どうやらロヴィーノが倒れる直前に腕の中へ抱え込んでくれたようだ。)
わ、悪い…!
大丈夫か?頭とか打ってねぇか?
(目を開けると、ロヴィーノの顔が目の前にあった。そしてその肩越しには天井が見える。一緒に倒れこんで支えてくれたようだ。)
(しかし、貴女の足はそのままロヴィーノの腰にしがみついている。)
(この体勢は…)
っ…!!
あ…いや、こ、これは…
お前が急に倒れたからびっくりして、支えようと体勢起こしたらこう…
なんつーか…
~~~~っ…!!
(ささっと貴女の足を解いて距離を取った。俯いた顔は半端なく赤かった。)
あ、ちょっと、無理矢理ほどくとバランスがっ…あ!