(呼び鈴を鳴らすとすぐにドアが開いた)
あー!〇〇ちゃんだちゃおちゃお~!
今ね、ちょうど俺も君に会いに行こうとしてたとこなんだ~!
すっごい偶然だね~!
(ハグをしてきたフェリシアーノにチョコが入った箱を差し出す)
もしかして、Cioccolata?
わわっ、バレンタインの?俺に?ほんと?
(頷くと、またぎゅーっと抱き付いてきた)
Grazie!すっっごく嬉しいよ!
君からチョコレート貰えるなんて思わなかった!
どうしよう~、俺今すっごく幸せ!
あ、そうそう。
俺も君に渡すものがあったんだ!
はい、これどうぞ。
(フェリシアーノは小さな可愛らしい箱を貴女に手渡した)
俺もね、君にバレンタインのプレゼント!
開けてみて!
(言われるまま箱を開けると、ガラスの靴を模した小さめのアクセサリースタンドだった)
どうかな?君をイメージして選んできたんだ。
気に入ったかな?
俺の家ではね、今日は男から女の子に贈り物したりするんだよ。
まぁ恋人同士がやることなんだけど…。
でも、君もチョコレートくれたからいいよね?
…ねぇ、〇〇ちゃん…
このチョコレートってさ………
「?」
ううん。なんでもない。
本当にありがとう。後で大事に食べるね!
さ、せっかく来てくれたんだからお茶くらい飲んでって!
今いれてくるからー!
(そう言ってフェリシアーノはキッチンへと向かって行った
)