名前:ロヴィーノ・ヴァルガス

休日35日目

Buono!

Joyeux Noël.
君はいつも綺麗だけど、今日の君は一段と美しいよ。


(両頬にキスされた)


料理は食べた?フェリシアーノと一緒に腕によりをかけてフルコース作っちゃった。
お兄さんの家ではクリスマスはフォアグラとか牡蠣とか、ちょっと贅沢な食べ物をクリスマスディナーにするんだ。
もし好き嫌いがなければ、食べてみてね?


(頷くと手の甲にキスされた。)


「プレゼントって程じゃないけど、私からこれ…」


(そう言ってカップケーキをフランシスに手渡す。)


お、カップケーキか。君が作ったの?
あ、すごい。アイシングクッキーの国旗とエッフェル塔が乗ってる。
これ手作りしたんだ?さすが菊ちゃんとこの子だね。


(そんなに手先は器用な方ではないと思うけれど、フランシスはすごく関心したようにケーキを見ている。)


菊ちゃん家のお菓子って凄く繊細で、もはや芸術品!ってくらい綺麗だからね。
君も、そんな国の血を引いてるんだね。いやぁ、お兄さん感心したよ。

今度一緒にお菓子つくろっか。お兄さん、君が普段どんなもの作るのか興味あるな。


(是非!と笑うと、今度は頬…というか唇に近い場所にキスされた。)


「!?」


おっと、今のは君があまりにも綺麗に笑うから唇が吸い寄せられちゃった。


(セクハラ!と抗議すると、にへらっと笑ってごめんねーと手を広げた。)


でも、これ以上からかうとロヴィーノが妬いちゃうからやめとこうかな。
今日はせっかくの聖夜だからね、争い事はなし。

ケーキありがとう、大切に食べることにするよ。


(なんでロヴィーノが妬くのだろう?そう思ったけれど、喜んでもらえたから良かった。)
フランシス、メリークリスマス!