おい。
(呼ばれて振り返ろうとすると同時に、後ろから抱き締められた)
お前、いろんな国のやつと仲良いよな。
可愛がられてるみてーだし…
(いつもと声の雰囲気が違う。「ロヴィーノ?」と名前を呼ぶと、抱き締める力が強くなった)
俺、嫌なんだよ
〇〇が他のやつと仲良くしてるの見るの…
仲良くしてるっていう事自体が…、嫌だ…
〇〇と最初に出会ったのは俺だし、今までも、今も、これからも
〇〇のそばに居るのは俺だ…
後からきた他のやつなんかに、お前を取られたくない
俺を、見ていない〇〇なんかいらない
だから…
言ってくれ、俺が一番だって
俺しかいらねぇって
(震える声とその言葉に狼狽していると、ちゅ、と首筋にキスを落とされる)
頼む…
じゃないと、俺…
お前を殺さなきゃならねぇ。
(普段からは想像できないほど低く、冷たい声に背筋が凍り、言葉すら発することができなかった)
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