名前:ロヴィーノ・ヴァルガス

休日35日目

Buono!

折れ…た…?


(この場合は引き分けになるのだろうか…そう思いながら貴女はロヴィーノを見上げる)



…、も、もういいだろ。
この勝負引き分けな。



(ロヴィーノはその視線に気づくと、顔を赤くし慌てて取り繕うように言って目を逸らした)



もうこんな恥ずかしいこと二度とやんねぇからな、ちくしょーめ!
ったく、いつもいつもくだらねぇことばっか思いつきやがって…



(ブツブツとぼやく彼を横目に、さっきの瞬間を回想する)
(ほんの一瞬唇に触れた熱を思い出し、はっと唇をおさえた)


(キス…した…?)
(微妙なところではあるけれど、熱を持った唇にはまだチョコレートの味が残っていた)
最後の一口をかじる2