おや、そんなことを言うのは貴女くらいですよ。
…そうですねぇ…
私と恋に落ちてしまったら…それはそれでいいかもしれませんね。
(するりと貴女の頬を撫で)
そうすれば、可愛い貴女をずっと近くで見ていられる…
(そのまま頬に手を添えた)
そして………
(顔が近付いてきた)
「…!」
冗談です。
ふふふ、ほっぺが赤いですよ。
貴女をお嫁にやるのは爺として寂しいですが
貴女にはもっとお若くてかっこいい方が似合います
いつかいい方と巡り会ったら、その方と幸せになってください
貴女の幸せを、心から願っていますよ。
(なでなで)
(菊さんの手つきはとても優しかったけれど、少し様子がおかしいように感じた。気のせいだろうか…)
……菊さんがいいです。