名前:ロヴィーノ・ヴァルガス

休日35日目

Buono!

国と人…ですか。
あってはならない…と、正直思っていました。

置いていくほう、置いていかれるほう、どちらも辛いという理由もありますし
人間の感覚からすると、やはり「添い遂げる」という考えは拭えないでしょうから
それに応えられない私たち国という生き物にとっても、辛いものはあります。

冷静に考えてみれば、国が特定の国民に執着するなど以ての外…なんて硬い考えを
持っていた時期もありました。

でも、今になってそれもありなのではないか…なんて思ってます。
なぜかと言われたら困ってしまいますが、みなさん国民は国を愛してくれています。もちろん私たち国も国民を愛してます。相思相愛みたいなものです。
そんな私たち国と国民の間で、小さな恋が生まれてもなんら不思議ではないですよね。
だって、突然名前も人格も変わってしまうかもしれない不安定な存在で、一緒に歳もとれない
だけど、私たちは人間と同じ姿で体を持ち、心もある。泣き笑い、時には怒ることもある。それなら、愛しいと思う誰かを愛でる心だってあるはずなんです。

険しい道だと分かっていても、突き進んでゆく強さが人にはある。
その覚悟と強さがあれば、国にだってその想いは届くはずです。私なら、そういう気持ちを受け入れたいと思います。たとえその先に辛いことが待っていようとも。

…答えになっていますでしょうか?ふふ、ついつい話し込んでしまいました。
貴女もこうして私と仲良くしてくれている国民の一人です。
恋をしたのなら、まっ先に爺に教えてくださいね。それが人にでも、国にでも。


(とても優しい手つきで頭を撫でられた)


菊さんに恋しちゃいそうです…
菊さんは国と人の恋愛についてどう思ってる?