クリスタ「待った、〇〇?」


夜の暗闇の中現れたのはクリスタだった


クリスタ「寒い中本当にごめんね、ユミルが中々寝てくれなくて・・・」


えへへと笑うクリスタ

その可愛らしい顔は月の青い光に照らされてどこか美しさも秘めているように思えた


クリスタ「うわぁ、月がすごく綺麗に光ってるよ!!」


確かに綺麗な月だ、俺も丘にたどり着いた時はそう思っていた

しかしクリスタと出会った今、そんな事はどうでもよくなっていた

それぐらい緊張しているのだ


クリスタ「えっと...それで...伝えたい事って、なに?」


クリスタも緊張しているのか、途切れ途切れに言葉を伝える

心なしか頬も少し赤くなっているように見えた


クリスタ「...../////」チラッ


クリスタがチラチラと俺の顔の様子を窺ってくる

俺は深呼吸をしてから、渾身の想いを込めてクリスタに伝えた


好きだ、クリスタ

遅くなってごめん!