お前、舐めてだの噛んでだの、おかしか頼みばっかいじゃな。


(左手首を掴まれてスススと袖を捲られた)

(露になった二の腕の内側に、お豊が勢いよく噛み付いてくる)


……(はぐはぐ)


(噛み締める間際で力を弱めてはまた噛んで、を繰り返している)


………ん、


(お豊の動きが止まった)

(口を離し、浅く歯形の付いた二の腕をしげしげと眺めている)


何ち言うか、

(言葉を探しているようだ)

…噛み心地よかなあ。
弾力がちょうどよか。(がぶがぶぅ)

▲噛んで