カポーン



(半ば強制的に放り込まれたお風呂で熱めの湯につかりながら、今日あった事を思い返す)



(豊久本人は、本当の本当に地下室に行っていないらしい)

(それは本人はもちろん、サンジェルミと信も言っていた)


………


(じゃあ、地下室で私と一緒に居たのは、誰?)


………


(最後にそっと押された背中が、まだほんのりと熱を持っているがした)





\はっぴいはろういん '16 【終幕】/

△あれ…?何か音しない?02