(ストールの下で札を剥がして呼びかけてみた)



お豊ー



(札を喉に貼り直したのと同時に、お豊がひょいとこちらを覗き込んでくる)







…あ?
●●でなかか。


(お豊の視線が貴女の背後や周囲に走る)


……○○おらんか。


居ませんよ?聞き間違いじゃないですか?
●木の影から女声で名前を呼ぶ