名前:島津豊久
漂流46日目
首ドンする
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(声色に怒気は感じられないが、如何せん顔が見られないので感情を推し量ることができない)
(身を固くしてじっとしていると、お豊が手で側頭部を押してきた)
(されるがままに首を捻ると、鼻先が触れ合いそうな位置でお豊が不適に笑っている)
てんごも程々んせいち、言うたな?
(貴女の頭に添えた手とは逆の手がストールの下をまさぐり、やがて札の在処を突き止めた)
(お豊は一切目を逸らさない)
(紙を握る乾いた音と共に首の違和感が無くなった)
……さて、そいなあ俺の名前ば、呼んでくいや。
→
………と、豊久
★やばいトイレ近い漏れる02