(貴女の言葉を聞いてようやくお豊が息をついた)


分かったなら、そいで良か。……まこてお前は目が離せん。


(そう言うと、垂れた頭を貴女の肩口に埋めてきた)


…頼んど。
信もみるずもお前を男じゃち思うちょる。じゃっでまだ良かじゃどん、一気も女じゃち言うた時も布団で下敷きんなった時も、


………


(突然お豊が顔を上げた)


今日はお前、己の寝所ん戻れ。


(有無を言わさぬその口調と、結果的に騙した様な形になってしまった罪悪感から頷くしかない)

(振り返らない背中を見ながら黙ってついて行くと、あっという間に自室の前についてしまった)

(何となく居心地の悪さを感じ、意を決して「おやすみ」と声を掛けると、)







…おやすみ。


(返事をしてくれたのはいつも通りのお豊だった)

★やばいトイレ近い漏れる05