(羊皮紙の束をアレスタとフラメーに持たせたサンジェルミが前を歩いている)
(サンジェルミー!メリークリスマス!!)
オカマ「? アラ、○○じゃない。いつも通りの平和ボケした面ねェ」
アレスタ「じゃじゃ馬チャン〜♡元気?」
フラメー「ン〜元気そーよ。ホラ見て、この憎らしい程の血色の良さ!!」
オカマ「アータたち、突っかかるのはやめなさい見苦しいわよ」
フラメー「(キッ)おひい様の近くは譲らないわよッ!?」
アレスタ「そーよそーよ!!」
オカマ「オダマリッ!!あ、そうだわ。○○、アナタにプレゼントがあるのよ」
(サンジェルミは己が持っていた大して重くもなさそうなショールをアレスタの肩に掛け、首の後ろに手を回して何かをやっている)
(ほんの数秒の内に先程までサンジェルミの胸元を彩っていたネックレスが外れた)
オカマ「…ハイ、アタシのお古で悪いんだけど、コレあげるわ。クリスマスプレゼント」
(渡されたネックレスには透明な石がついている)
アレスタ&フラメー「!!?」
オカマ「大事になさいよ。ソレ、アタシがあっちの世界に居る時から付けてたものなんだから。売ったりなんかしたら許さないわよ!?」
アレスタ&フラメー「ズルいわ!!!」
フラメー「どーして!?どーしてなのおひい様ッ!!アタシたち、まだ何も頂いてないわ!!」
アレスタ「久々にそのネックレスを引っ張り出したと思ったら、こーんなじゃじゃ馬チャンにあげるためだったんですの!?」
オカマ「オダマリッ!!!アタシが決めたコトよ!口出しする気なのアナタたち!!」
アレスタ「滅相もありませんわ!!ただ………クッ、価値も分かってないような小娘がおひい様から直々にネックレスを頂戴するなんてッ…!!」
フラメー「(キッ)アータ!!そのネックレス大事にしないならアタシが頂くわよ!?分かったわね!!?」
(何だかよく分からないが、価値のありそうなネックレスを貰った)
メリークリスマス%%メリクリ