(お手製のこたつに入ってゴロゴロして微睡んでいたら、いつの間にか新年が間近に迫っていることに気付いた)
(あと少しで今年も終わりだね、と誰にともなく声を掛けると少し間を置いてお豊が返事した)
お豊「んー…おう」
(余程眠いのかコックリコックリと船を漕いでいる)
オカマ「誰よォこの『こたつ』とかいうの作ったヤツ……」
与一「……○○さん」
(サンジェルミと与一も机の長辺に揃って寝転がり今にも寝てしまいそうだ)
おるみぬ「あったかいですね…タタミという敷物があれば、もっと良いんですよね…?」
信「パイオツ機関に作れって言えよオッパイ……イイぞォ、畳……」
おるみぬ「十月機関ですって」
(オルミーヌの瞼もほぼ開いていない)
(それでも柑子を剥いては真向かいに座る信長へ渡している)
信「オッパイ、剥きすぎだ…」
オカマ「……卑猥ね…」
おるみぬ「何の話ですか…柑子ですって…」
与一「………(スヤァ)」
お豊「……眠か……ちくと横んなっど」
(とうとう寝息を立て始めた与一を見て、お豊も貴女の隣りでこたつに潜り込みながら横になった)
信「決めた…来年の目標……」
おるみぬ「…はい」
信「畳作る……」
オカマ「ハ……ちっさい目標……」
信「うるせェ…ちっせェのを積んででっけェ事を成すんだよ……」
おるみぬ「………」
信「……オルミッパイ寝た?」
オカマ「………寝たわね」
信「何だ若ェのに…だらしねェ」
オカマ「…○○は起きてるわよ」
信「○○…眠くなったらいつでも寝ろよ……」
オカマ「……アンタ…ほんと○○に甘いわね……」
(残ったじいじとばあばの限界も近そうだ…)
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あけましておめでとう