(乾いた大量の洗濯物を取り込んで広間へ運ぶ途中、サンジェルミの私室の前を通りかかった)
(私物が廊下にうずたかく積み上げられている)
(細道が壁際に確保してあるものの、人ひとりがようやく通るので精一杯の様相だ)
(ここを通るのか…と辟易したものの大回りも面倒なので、洗濯物が壁や私物につかないよう抱え込んで一歩踏み出した)
(しかし、どれだけ進んでも私物の山が消えない)
(狭いなあ歩き辛いなあと思いながら進んでいると、洗濯物が何かにつっかえた)
誰じゃ、○○か?
(どうやら対面から歩いてきたお豊にぶつかったらしい)
(洗濯物の上から薪の山が見える)
→
はーい洗濯物が通りますよ壁際に寄ってね!