※心の綺麗な人には服が見えてしまいます(抜き足差し足忍び足で男風呂を囲う垣根に近付き、隙間から目を凝らすと…)

(与一が朝風呂中だった)
(朝の静けさの中で、時折水音が聞こえてくる)
(濡れた肌が朝日に照らされて、まるで光を放っているみたいだ)
(………)
(暫く凝視していたものの、全く湯船から出る気配が無い)
…さて、どちらの方か存じませぬが、そろそろ湯から出たいので立ち去って頂けますかな。
立ち去らぬ場合は射抜きますぞ。(なんと湯船の傍に弓が置かれている)
(しょうがないのでスゴスゴと退散した)