あ、
ああーッ!本当だ!忘れてましたよ!!
(ザバァッと浴槽から出たオルミーヌは洗い場に置いてあった瓶を手にした)
○○さん○○さん、ちょっとこっち来てください。
(呼ばれるままに近付くと、手のひらに透明なオイルを垂らされた)
さっきの石けんと同じ匂いしませんか?
よくのびるので、それだけでも両足はいけますよ!
……そうだ、背中は二人でお互いにやりましょう!
さっきの流し合いっこみたいに!
そうしたら背中にもオイル濡れますよー!
(言いながらオルミーヌが背後へ回ってきた)
じゃあ、触りますよ?
(返事をすると肩に細い手が置かれる)
(首筋や肩を揉みほぐしながら肩甲骨へ向かって徐々に手が降りてきた)
痛くないですかー?
凝ってる所はございませんかー?
(肩甲骨の隙間に親指をググッと押し付けながらオルミーヌが楽しそうに
喋っている)