信「遠慮なぞするな!受け取れィ!」


(信がニコニコしながら卓上に置いたのはやけに平べったい包みだ)

(赤い封蝋を慎重に剥がして開いていくと、繊細なレースとフワッとした布地が現れた)


おるみぬ「こ、これは…!?」

信「見ての通りの『布』だ。ただし、俺のお返しっつーのはもう一歩先を行く!えー…なんつったか…ぶ、ぶ…」

オカマ「『ブラジャー』」

信「おーそうだそうだ、ブラジャーだブラジャー。俺はこいつでブラジャーを作って○○に贈る!!」


おるみぬ「ブッ!!?


お豊「ぶらじゃあ?」

与一「えーとそうだなぁ…女の人が胸に当てる肌付きのことかな」

信「未来のおなごってェのはやけに複雑な下着を使うらしいが、ここらじゃ大したモンも買えんと聞いた。それなら!俺が!作ればいいのだ!

オカマ「目の付けどころはイイと思うんだけど…思うんだけどねェ…全くもう……」

信「○○、安心していいぞ!ちゃんとオカマ監修の元、エルフの中でも特別手先の器用な奴らに作らせるからな!」

おるみぬ「実用的で良いと思いますけど!もうちょっと隠すというかッ、オブラートに包んでッ…」

信「なんだオルミッパイ、お前も欲しいのか?残念だけどにゃあ、今日は○○へのお返しだからお前の分は用意してねェぞ。作って欲しいなら布は自分で用意、」


おるみぬ「そういう事を言ってるんじゃないです!!



オカマ「えっと、○○?そーいうコトだから、採寸とかしなくちゃいけないし、時間できたらアタシを呼んでちょうだい。スタッフはちゃんと女を揃えておくから心配しなくていいわよ」


(よく分からないが、信からはブラジャー用の布を贈られたようだ)

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