(クリスマスの朝…)
(暖炉に薪をくべていると扉の向こうから誰かの足音が聞こえてきた)
(
ドドドドドドドドドド)
(
バァン)
おるみぬ「
あッ○○さァん!!見てください見てくださいッ!朝起きたら枕の傍に小包が!!開けたらマフラーと手袋が入ってたんですよォ!何でしょうねこれッ差出人不明なんです!!」
オカマ「なーによ朝っぱらから騒々しいわねェ」
信「オッパイ揺らして追い抜かしてったと思ったらそれに驚いてたのか」
与一「僕も同じの頂きましたよー」
お豊「俺の部屋にもあったど」
(オルミーヌに続いて入ってきた四人も皆揃ってマフラーと手袋を持っている)
おるみぬ「あれ、みなさんの所にも?」
信「おー、褥の横に置いてあったわ」
与一「もしかしてこれって、あれじゃないですか?ほら、伯が先日教えてくれた『くりすます』とやらのプレゼント」
おるみぬ「え!?
あの『サンタクロース』から!?」
信「オッパーイ!!おめー本気でサン、」
与一「
そうです、そのサンタクロースからです」
お豊「さんたくろうすはこげんして皆に配っちょっか。大変だのう。にしても、こいはやけに毛羽立った布じゃな」
オカマ「毛糸だからよトヨちゃん。毛糸で編んだマフラーと手袋。さァ、一体どんなサンタがくれたのかしらねェ?」
(サンジェルミが一瞬流し目でこちらを見て笑みをみせた)
お豊「まふらあ?」
信「まふらあじゃねェ、マフラーだ。俺知ってんぞ。こう使うんだろ!(クルクルー)」
おるみぬ「おお!『ワフク』なのにマフラーが様になりますね」
与一「こうですか?(ファサァ)」
オカマ「ぐッ!ただマフラーを巻くだけでもカワイーなんて…!それに引き換え
…」