オカマ「トヨちゃん…アナタねェ…昆布巻きじゃないんだから……」
お豊「何じゃあ、間違うちょっか(グルグル)」
オカマ「ちょっと○○、直してあげて…」
(サンジェルミに促され、かんぴょうよろしくキツめに巻かれたマフラーに手を掛けるとお豊が少し屈む)
(ふんわり巻き直し形を整えてから、できた、と声を掛けると当人は不思議そうな表情で顔を上げた)
お豊「こげん緩るてよかか」
オカマ「
さっきのが締め過ぎなのよ!!」
お豊「そうか。…うむ、ぬっか!○○、あいがとのう」
信「首があったけーだけで大分違うのな。サンタは良い仕事するにゃあ!」
与一「本当ですね。これは役立ちそうです」
おるみぬ「ここはやっぱり、サンタにお礼した方がいいんでしょうか?」
オカマ「律儀ねェ。でもサンタは多くを望まないと思うわよ。次のクリスマスもその次のクリスマスもこうしてみんなにプレゼントできるならそれで良いんじゃないかしら?」
信「…出来た人間じゃねェか」
与一「そうですねえ。同感です」
お豊「欲の無い人間だのう」
おるみぬ「なるほど。じゃあどこに居るか分かりませんけどお礼だけでも……ありがとう、サンタさん!!」
オカマ「アナタ、思ったより純朴ねェ
…」