○○「だけど、どこへさ」

ナズ「最初から目的なんてなかったじゃないか」

○○「そりゃそうだけども・・・」

さっきの話、本当だとすればかなり行動範囲が狭くなる。
変なのに捕まったら面倒だ。
ここは、変な人多いし。

ナズ「普通にしてれば良いよ。今日は単純にフラついて、それでおしまい」

なーんか、しっくり来ないなぁ。
いや、言い出したのは俺だし、そのあと何も考えてなかったのも俺なんだけれども。

せっかく、クリスマスなのに。

せっかく、一緒に過ごす人がいるのに。

なんだかそれだけでは、物足りない。

・・・別にえっちなことを企んでいるわけじゃない。一応。

ナズ「何一人でぼーっとしているんだい?」

○○「なんでもありませんお嬢様」

ナズ「・・・・・・別にどうでもいいけどさ」

そういうと、そっぽを向く鼠。

彼女は今何を考えている?

やっぱり、こんなのつまらないのかも。と思ってしまうのは、俺が慣れていないからなのだろうか。それとも、そう考えるのが正しいのか?
・・・・・・考えていても始まらない。

○○「やっぱりさ、何処かに行ってみないか?」

名前:ナズーリン
集めた宝物52

あ、宝の反応だ!

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