ナズ「どこかにって、どこへ?」

いや、決めてないけど。とは言えない。

○○「いやーやっぱりね、クリスマスだからさ」

ナズ「うん」

○○「ただ、一緒にいるだけじゃ、何か物足りない」

ナズ「君が言ったんだろう」

○○「そうだけど。そうだけど」

それでも、だ。

○○「何か、ちょっとでも、一つステップ進みたいって言うか、だから、さ。 まぁ、ブン屋の話が本当だとすると、結構面倒だけど」

でも、

○○「折角だから、さ」

折角だから。
それだけだけど。

取り敢えず、今この状況を生かしたい。

そう、思った。

ナズ「・・・・・・そう」

そうつぶやくだけ。

けど、彼女はこっちを見ていう。

ナズ「じゃあ、どこへ連れていってくれるんだ?」

もちろん考えてない。
だが、一つ、アイディアがあった。

○○「それ、で」

ナズ「これ、で?」

ナズーリンの最強装備、もとい最高装備

ダウジングロッドに聞いてみるとする。

ナズ「何を探すんだ?」

それも、アイディアアリ。

○○「今日手に入るべき幸福を探す」

ナズ「・・・抽象的すぎやしないかい?」

○○「え? 良いじゃんか」

ナズ「できるかどうかも・・・お?」

ロッドが動いた。
大成功。 さて、反応は・・・。

右!

左!

名前:ナズーリン
集めた宝物52

あ、宝の反応だ!

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