○○「お待たせしました・・・か?」
ナズ「なんで疑問形なんだい?」
いや、そりゃそうだろう。
朝目が覚めて、なんとなく窓の外を見たら庭の木に腰掛けていたら。
○○「もしかして、大分待たせてしまったかと」
ナズ「全然さ。 これは君を待っていた訳ではなく、早く目が覚めてしまったから時間を潰していただけだよ」
○○「何故今日に限って」
ナズ「・・・今日に限ったからかもね。なんて」
○○「?」
ナズ「君はもう少し感性を磨いた方が良い。 さて」
とっと、木から飛び降りる。
ナズ「特に行くところもないと思うんだけど、どうする?」
○○「同じく、ぶらぶらするだけで良いかな?」
ナズ「ん、それも良いじゃないか。むしろ人里に行くのは気が向かない」
○○「なんで」
ナズ「未だに私どもを敵対視する輩がいるから。どうも、やりづらい」
○○「なるほど、今日は聖も居ないし」
ナズ「うん、妖怪だけで里に入るのは、いや、んー」
こっちを見て。
ナズ「君も妖怪扱いされるか、外道扱いされるかも」
それはものすごく遠慮したい。
○○「じゃあ?」
ナズ「そうだね、幸せを探しにいこうか?」
○○「福を探しに、の方がそれっぽいな」
ナズ「じゃ、幸福を探しに」
○○「レッツ、ラゴゥ(MA)!」
名前:ナズーリン
集めた宝物52
あ、宝の反応だ!
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