パシャっ

文 「はい! 一枚いただきました! タイトルはクリスマスカップルの変わったデート場所、でいいかしらね?」

上空から、いきなり現れた。

こいつ。一体・・・。

ナズ「・・・やぁ、ブン屋、今日もネタ探し会?」

文 「こんにちはナズーリンさん えぇ、たったいまとってもいいネタを見つけたところですけど」

ブン屋。

思い出した、いつも窓から新聞を放りこんでいく、多少迷惑な新聞記者。

名前は確か・・・。

文 「はーい。初めまして! 私、清く正しい射命丸文でーす」

パシャっと。 また一枚撮られた。

・・・どんな記事を書く気だろうか?


文 「そりゃ、あなた型二人のことに関して」

ナズ「いや、待て、ちょっと待て」

範囲が狭すぎるだろ、新聞として。

じゃなくて、なんだそりゃ!

文 「あら、良いじゃないですか。仲良さそうでー。なんかちょっと妬けちゃいますよ~?」

なんか、信用ならないタイプの人だ。

まともに相手にすると、厄介な・・・。

文 「・・・そうそう、貴方たち、知っていますか?」

ナズ「あん?」

文 「なんですか、その敵対心丸出しの反応は、せっかくいい事を教えてあげようと思ったのに・・・」

○○「いや、人のプライベートを記事にしようとしているようなやつを信用するほうが無理だろう」

文 「あやや・・・。大丈夫ですって、書きませんよ。それよりいいネタがあるんでね」

ナズ「本当だろうねぇ?」

文 「大丈夫、大丈夫ー。っで、話というのはですね」

ゆっくりと、地面に着地する。

文 「どうやら、巫女がクリスマスに敵対心を燃やして、リア充撲滅運動、なんてのをおっぱじめているそうですよ?」

ナズ「はぁ?」

○○「・・・」

なんじゃそりゃ。

文 「私も、詳しいことはよくわかりません。現在、そのことの調査中でもあるのですが、まぁ、でも。あなたがたお気をつけくださいと言う、善意の申し出ですよ」

そういって、また一枚パシャっと。

ナズ「・・・本当に記事にはしないんだろうな?」

文 「もちろんです! もちろんです! 安心してくださいよ! 問題ないです!
はい!」

うーん・・・。

文 「あははっ、それでは、私はこれでー!」

びゅんと、飛び去ってしまった。

・・・・・・。

ナズ「・・・どうする?」

○○「巫女が、また何か暴走しているってさ」

ナズ「・・・取り敢えず、行こうか? ここにとどまっても仕方ないし・・・」


○○「え?あ、あぁうん

名前:ナズーリン
集めた宝物52

あ、宝の反応だ!

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