夏イベント四回戦その4
飛龍「エースの飛行場姫、動揺の色は隠しきれません!」

加賀「彼女の思うような試合運びでないのは明らかね。」









飛龍「トドメ時の編成ですが……加賀さん、これは削り時とあまり変わらないのでは?」

加賀「いいえ。対空値、爆撃ともにはるかに強化されています。
飛行場姫の艦載機が変わったと見て間違いないでしょう。」














飛龍「しかし制空権を取ります対厳よ高校!」

加賀「そのための軽空母2隻よ。1隻では優勢まではいかないそうね。」
















飛龍「そして入った~っ!支援艦隊特大のホームラン!」

加賀「驚きましたね……ここまで見事にハマった支援射撃は見たことがありません。」











飛龍「なおも止まらないやまびこ砲線!」

加賀「攻めダルマの本領発揮ね。アイ実を完全に飲み込んでいます。」












飛龍「昼戦を終わって……対厳よ高校大量リード!」

加賀「まさかの展開ね。後はダメ押しが入るかどうか……」






















飛龍「痛烈!一閃!」

加賀「やりました。」

飛龍「今日は!今日は!フラル級に続いて飛行場姫!
誰がこの金剛の活躍に、文句を言わせようものか!!」


加賀「これぞ主砲という一撃ね。」

飛龍「対厳よ高校、準々決勝進出を決めました!!」









翔鶴「放送席、放送席。
敗れましたアイアンボトム実業、飛行場姫さんの談話をお伝えします。

欲しかった先制点を夜戦で奪えなかった。制空権を取れなかった。
この2点が大きな誤算だった。自分も甘く入ったところを三式弾に狙われた。完敗です。

とのことでした。以上です。」



飛龍「ありがとうございました。

いやぁ加賀さん、序盤はいい勝負でしたが
終わってみればまさかのワンサイドゲームとなりましたね。」


加賀「そうね。ラストダンスが一回で終わるとは思いませんでした。」


飛龍「勝因を探したいところですが、正直なところ……」

加賀「運がよかっただけ、という感は否めないわね。」


飛龍「それでもあえて挙げるとすれば?」

加賀「そうね……

制空権の取れる編成、装備
出し惜しみしない決戦支援

……この辺りがいい方向にハマったと思います。」


飛龍「なるほど。しかし一歩間違えると
夜戦マス撤退によるドロ沼資源消費に陥りそうな策にも思えますが……」


加賀「そうね……場合によっては
夜偵以外の夜戦装備導入も視野に入れるといいかもしれません。」


飛龍「そうすると飛行場姫への火力に不安が残りませんか?」



加賀「……あとは祈りなさい」

飛龍「あっ(察し)」






飛龍「それではこの辺りでソロモンより失礼いたします。

解説は一航戦、加賀さん。実況は飛龍でお送りしました。
加賀さん、ありがとうございました。」


加賀「ありがとうございました。」













入部届 速吸

飛龍「変化吸もいるんでしょうか?」

加賀「……『そっきゅう』ではなく『はやすい』よ」