艦こレーンエピローグ
名前:蒼龍
はみ出た九九艦爆 96機
GOODを狙っていきましょう!
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\ワハハハハ ドンチャンドンチャン/
オブザーバー「浮かれまくってるわね。」
テスター「ま、大規模作戦の勝利後なんてこんなものなんじゃないかしら?」
ピュリファイアー「鍋うめええええええええ!!!」
テスター「あいつが浮かれてるわけはわからないけど。」
ピュリファイアー「へー。こんなちゃっちいキューブ入れるだけで鍋になるんだ。
こっちのテクノロジーもなかなかバカにできたもんじゃないね。」
オブザーバー「バカはあなたよ。」
赤城「あ、そういえばオブザーバーさん。
黒いメンタルキューブのデータはどうなりましたか?」
あ、すっかり忘れてた。
飛龍「ぬっふっふ、あれだけの激戦をやってのけたんだもの。
そりゃあもうバリバリに貯まって願いの一つや三つぐらいは……」
オブザーバー「ご覧の通りよ。」
翔鶴「……あ、あの……」
瑞鶴「こ、これってもしかして……」
加賀「……もしかしなくても、全く変化なしということね。」
飛龍「ほげえええええええ!!!」
オブザーバー「どうやらこちらの世界のデータではダメなようね。」
ええっ!?じゃあ今までの戦いは……。
オブザーバー「まるきり無駄だったということよ。私たちには、ね。」
そんなぁ~……。
赤城「な、なんか、その……申し訳ありませんでした、付き合わせてしまって。
しかし困りましたね……。それではオブザーバーさんたちが元の世界に帰る手立てが……。」
オブザーバー「別に問題ないわよ。コレの力がなくたって普通に帰れるもの。」
翔鶴「あら、そうでしたか。」
加賀「なら心配いらないわね。」
瑞鶴「よかったじゃない!めでたしめでたし!
……って」
えええ
えええ
えええ
えええ
!!!
???
赤城「ちょっ!え?え!?ど、どういうことですか!?」
いいことだけど!いやいいことだけど!
加賀「詳しく
説明してください
今、私は冷静さを欠こうとしています」
飛龍「よくもだましたアアアア!だましてくれたなアアアアア!」
オブザーバー「人聞き悪いわね。私はそんなこと一言も言っていないわよ。
赤城が勝手に勘違いしたことをあなたたちに伝えただけ。」
赤城「……へ?」
……赤城さん?
飛龍「……そこんとこどうなんですか赤城さん?」
加賀「詳しく
説明してください
今、私は冷静さを欠こうとしています」
赤城「……テヘペロ☆
ごめんなさいぃぃぃぃ!鍋は!お鍋没収はどうか!」
翔鶴「あ、あはは……」
瑞鶴「で。そしたらどうするわけ?いつ帰るつもり?
……別にもうちょっとぐらいならいたっていいわよ?」
オブザーバー「あら、ありがたい申し出ね。
けど、明日には発つつもりよ。データが貯まらないなら、長居してても仕方ないもの。」
瑞鶴「そ、そう……。ま、見送りぐらいはしてあげるわ。」
翔鶴「ふふ、瑞鶴ったら。
初めて会ったときは『得体が知れない』なんて言ってたのに?」
瑞鶴「ちょっ?や、やめてよ翔鶴姉!」
オブザーバー「……ふふっ、平和な連中ね。」
ベルファスト「おやおや、人のことを言えた義理でしょうか?」
オブザーバー「……どういう意味かしら?」
ベルファスト「データの蓄積が見込めないとわかっていたのでしたら、
どうしてお仲間が揃った時点で発たなかったのです?」
オブザーバー「……ただの気まぐれよ。」
ベルファスト「左様でございますか。」
オブザーバー「……あんまり口が過ぎると、置いていくわよ、あなた。」
ベルファスト「おや、これは異なお言葉。私どもも連れて帰っていただけると?」
オブザーバー「データ蓄積には結局あなたたちが必要なわけだもの。仕方なくよ。」
ベルファスト「それはそれは、ありがとうございます。
……ふふっ。失礼いたしました。前言、撤回させていただきます。」
オブザーバー「あら、殊勝な心がけね。」
ベルファスト「いえ、そちらではなく。『異なお言葉』というほうです。
……不思議ですが、今のあなたなら、そう言うとなんとなく思っておりました。」
オブザーバー「……」
ベルファスト「理由までは、わかりませんが。」
オブザーバー「……そう。」
\ワハハハハ ドンチャンドンチャン/
エンタープライズ(……)
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