艦こレーンエピローグ3
名前:蒼龍
はみ出た九九艦爆 96機
GOODを狙っていきましょう!
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エンタープライズ「ん……
朝、か。」
ベルファスト「お目覚めでしたか、エンタープライズ様。」
エンタープライズ「ああ。
夢を、見ていた気がする。
……不思議な夢だった。」
ベルファスト「……奇遇ですね。私もです。」
エンタープライズ「なんとも言えない、変な夢だった。
……だが、悪くなかった。」
ベルファスト「そのようですね。」
エンタープライズ「……どうしてわかる?」
ベルファスト「私の夢も、奇遇にもそのようなものだったからです。
それに、エンタープライズ様。
いつになく、寝起きにすっきりした顔をしていらっしゃいますから。」
エンタープライズ「……そうか。」
戦いはいつの世も__変わることはない。
だが
エンタープライズ「……ベルファスト。戦局は?」
ベルファスト「相変わらず芳しいものではありません。
言葉を選ばず言うなら、絶望的と言っても大げさではないかと。」
エンタープライズ「……それにしてはおまえも、すっきりした顔をしているな。」
ベルファスト「ええ……。
不思議ですが、今はなぜか……」
エンタープライズ「……奇遇だな。私もだ。
不思議と、どうにかなる気がしているんだ。」
エンタープライズ「行こう、ベルファスト。雌伏の時は終わりだ!討って出るぞ!」
ベルファスト「はい、お供いたします。ですが、その前に……。」
エンタープライズ「ああ、わかっている。
朝食、だろう?」
ベルファスト「はい。ご準備、整っております。」
戦いの中で、私たちが__変わることができたなら。
エンタープライズ「……だがなベルファスト。今朝は調子はいい、とてもいいんだが。
……腹だけはどうにも、胃もたれのような感覚が……」
ベルファスト「はい。本日の朝食は軽めのものをご用意しております。」
エンタープライズ「と、いうことは……おまえもか。」
ベルファスト「……はい。」
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