(私と加賀さんが……けど、もしあるとしたら……)
翔鶴「そう、ですか……行くのですね。」

加賀「ええ。……もう、決めたことよ。」

翔鶴「……はい。」





















加賀「……止めないのね。」

翔鶴「はい。……加賀さんが、決めたことですから。」


















翔鶴「……あっ。」

加賀「……何かしら?」

























翔鶴「あっ、いえ。もう一度、二人で海が見たかったなぁ、って。」

加賀「……見飽きるほど見てきたでしょう。」

翔鶴「…………そうですね。」


























翔鶴「さあ、そろそろ時間ですよ。急いで急いで!」

加賀「……そうね。」






















翔鶴「__加賀さん。最後に、お願いがあります__






























『愛している』と、言ってください__」

































加賀「……____」







……………………

………………

…………

……







 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。


翔鶴「ううっ、加賀さん……なんで行ってしまうんですか……!

いいえ、そうじゃない。そうじゃないわ……なんで止めなかったの私……っ!」(グスン



加賀「……よくわからないけれど、妄想でぐらい幸せになりなさいな。」