2018冬イベE-42
妙高「ゲホ!ゲホ!ゴホッ!……ハァ…ハァ……ハァ……

(……やはり私には荷が重すぎたのでしょうか……

……そうかもしれません。

変えていただきましょう。
口惜しいけれど、このままではせっかくの栗田艦隊の晴れ舞台が、私のせいで……)」






大井「……前に、北上さんに聞いたことがあるわ。」

妙高「……大井さん?」

大井「いつもいつもイベント海域のフィニッシャーを任されて辛くないの?
プレッシャーはないの?怖くないの?って。」


妙高「……」

大井「北上さんでも弱気になることはあるそうよ。



でも、こうも言ってたわ。



『最後にキメればいいんだよ』って。」


妙高「……!」


雪風「妙高さん!」

妙高「雪風さん……」

雪風「次はきっと大丈夫です!そんな気がするんです。」


清霜「『重巡の夜戦火力は戦艦も超える』って前に武蔵さんも言ってたよ!
妙高さんならやれるって!」


矢矧「これ、胃薬。能代姉が愛用してるやつだから、よく効くと思うわ。」

摩耶「防空は任せな!きっちり無傷で連れてってやるからよ!
……そしたら後は頼むぜ。」


妙高「み、皆さん……」





折れかけた心が、繋がる