[床に座る優樹の前に膝立ちになり、人差し指で顎を持ち上げてみた]
・・・なーに。
[優樹は上目遣い気味に、そっと、小さく首を傾げた。]
[優樹の髪がさらりと音を立てて流れる。]
[ふわりと香ってきたそれは、彼の枕と同じ匂い。]
[体勢は私のほうが、優勢・・・のはずなのに]
慣れない角度で首維持すんの疲れたわー
やっぱお前は下にいんのが似合ってんぜ
[私の手を掴んで下に降ろし、優樹も膝立ちになった。]
[あっという間に見下ろされる]
なァ○○・・・
[いつもより幾分かすれた声で名前を呼ばれる]
[私の手を掴んだままの手と逆の手で顎を持ち上げられる]
さっき俺に何、したかったん?
首攣ったから離してキス