名前:那廻早栗
迷い込んで37日目
甘栗新入荷
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「さっくりにそっくり、なんちゃって」
早栗「私にそっくり?誰が誰が?」
「……………」
その後、俺は一人泣きながら帰った。
泣き顔を見せたくないから、早栗には独りになりたいと頼み込んで。
―――風が身体に冷たい、秋のとある1日だった。
次の日、早栗が本気で心配して来たので、もう大丈夫だといつもの笑顔を見せる。
俺は昨日という日を忘れる事はないだろう。
二度と繰り返してはいけないと、心に深く深く刻み込んで。
TRUE END.
★さっくりにそっくり