早栗「……そっか」


「……………(コクリ」


早栗「うん、そうだよね……恋人でもない私達がキスだなんて変だよね」


「……………(シタカッタ?」


早栗「……少しだけ」


「……………!」


早栗「あはは、でも君の気が変わったならしょうがないか。キスはまたいつかの機会に」


「……………」


早栗「じゃあ、私はこっちだから……またね」


「……………(バイバイ」


結局キスはしなかった。
早栗が少しだけ寂しそうな表情をした気がしたけれど、すぐに戻ったから気のせいだろう。


「……………」


ちょっと惜しい事をしたかも
キスしたい4