こんばんは、美しいお嬢さん。また会えましたね。…この短冊は貴方が書いたのでしょうか?
(私が書いた短冊を持っている…どうして…)
『誰と見たい』かは書いてなかったものですから、盗んで来てしまいました。……花火、私がプレゼントして差し上げます。
(そんなこと出来るわけない…今日は花火大会があるわけでもないし…)
…出来ますよ。私に不可能なことはないんです。ですから……
本当に花火が上がったら、貴方の心を俺にくれ。
俺に盗めないものなんてない。オメーの心だって盗んで絶対に手に入れてやる。
☆一緒に花火を観れますように