―記録データより―
隕石と共に地球へ飛来した、ケイ素(シリコン)の化合物で形成されているケイ素生物である。
高さ100メートルに及ぶ「草体」と呼ばれる巨大な植物状の「レギオンプラント」と、全長160メートルに達する「マザーレギオン」の共生関係を中心に、体長1~2メートルの小型個体「ソルジャーレギオン」によるアリやハチのような社会性(社会性昆虫)を持った群れを形成する。
マザー及びソルジャーレギオンは、電磁波をコミュニケーションに用いており、群れの会話を阻害する特定波長の電磁波発生源を攻撃する性質を有している。
この生物は極めて特殊な繁殖行動をとる。
ます、宇宙空間を漂流しているレギオンプラントの「種」は、惑星へ落下すると根を張り、土中の成分からケイ素と純酸素の大量生産を開始する。高濃度酸素を利用した大爆発によって新たなプラントの「種」と新たなマザーの「卵」を宇宙へ打ち上げる。
極めて高い戦闘能力を持つ事も確認されている。
レギオン