名前:綾弥一条

名前を間違えられた回数41回

悪くない

学校に着いた。

やはり教室がざわついている…とくに男子が。
理由は言わずもがな。


…しかし妙だ。

一条の姿が見えない。
自分より早く出たと聞いたが、まだ着いていないのだろうか。

Aに聞いてみよう。

女子A「あ、おはよー○○君。え?あやねっち?
さぁ…今日はまだ見てないけど…てか一緒じゃないの?珍しいねー。」

どういう事だろうか…。

女子A「てか男子そわそわしすぎだよねー、貰えると思ってんのかな。
そだ、○○君はもう貰ったの?」


この空手でそう見えるのか?


女子A「まだ貰ってなかったの?てっきり学校内の女子から貰いまくってるとばっかり思ってたのに。」


いくら何でも買いかぶり過ぎだろう。
自分の事をよく知らない人の方が多いだろうに。

女子A「そういうもんかな~、あ!じゃあ私からこれあげるよ!」

これは?

女子A「これはってチョコだよチョコ!記念すべき一つ目って事で!こっからたくさん貰っていけるといいね。あぁでも義理だから!」


ありがたい。


男子A「あ~やっぱクラスの第一号は○○だったか~」
男子B「俺らは今年も無しだろうな…」
男子C「お、そうだな…」

女子A「あーうっさいなー、あんたらの分もあるから。ほら。」

男子A「えっ、マジ?」
男子B「なんだA嬉しそうじゃねぇかよ」
男子C「ん…?何か○○のと違うゾ。少し手抜k」

女子A「き、気のせいだよ気のせい!ほらもう先生来たよ!」

その通りだ、もうHRが始まる。

一条はまだ来ていない。

何かあったのだろうか。