名前:綾弥一条

名前を間違えられた回数41回

悪くない

学校はそれなりに由緒ある建物で古い木造ではあるが、そう過ごしにくいということもなさそうだ。

自分はというと、現在転入のための様々な書類に名前と住所を繰返し記入している。
数は嫌になるほど多かったがなんとか書き終える。

事務員「はい、これで手続きは終わりですね。転入予定のクラスは上の階に上がってつきあたりにある〇年二組になります。明日から休みに入りますので今日は通常授業はありませんが、帰りに教科書等の教材だけ取りにきてください。」

手続きは意外とあっさりと終わった。周りを見回してみる。

前にいた学校よりも少し小さい職員室には十数名の教師が勤めている。

校長と教頭、それから学年主任が部屋の隅で神妙な顔付きで話し合っているがその内容はうかがい知れない。

教師「それではこれからHRだから着いてきてくれ。」


担任となる教師に連れられて教室の前まで向かう。今は廊下に自分と教師以外の人影はない。みんな教室の中だろう。
少しすると教室に着き、前で少し待つように指示をされた。
教室の中はかなりざわついている、自分の話題なのだろうか…。
緊張する…。

教師「それでは入ってくれー」

きた…