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教科書はこれで全部だ。
かなりの量だ…少し整理しなければ持てないだろう。
試行錯誤して鞄に詰めている時だった。
教師の数が減った職員室の隅の方から話し声が聞こえる。
校長「君は他の学校の生徒とまた問題を起こしたそうだが…間違いないかね?」

綾弥「あれを問題って言うならそうですね。」
学年主任「どこからどうみても問題だろうに…今年に入って何人病院送りにしてるんだお前は。本来なら退学ものだぞ、少しは悪いことをしているって思ってるのか?」

綾弥「思いません。」
学年主任「お前というやつは…」
教頭「まあまあ…聞いた話では恐喝に及んでいた他校生徒を止めに入ったと言うことですが…」

綾弥「正しいと思った事をしただけです。」
校長「正義感が強いのは結構な事だが君の行動で他の者にも迷惑がかかることを忘れてもらっては困るね。そもそも君がやる必要などないだろう、そんな事は警察にでも任せておけばいい。」

綾弥「チッ…。」
…どうもよろしくない空気だ…さすがに3対1では綾弥さんも不利だろう。ここは…
『バサバサ!!』
校長「ん?何事かね。」
教頭「あぁ転校生の教科書が…派手に落としましたな。」
学年主任「やれやれ…私も拾うの手伝いますよ。綾弥、今日の所はこれ以上言わんがこれからは節度を知れよ、いいな。じゃ、帰ってよし。」

綾弥「…はい。」
なんとか話をぶった切ることが出来た、これで安心だ。
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