ようやく自分にとっての家路に着いた。
あと数十メートルで家だ。
今日も色んなことがあった、鎌倉という町はしばらく飽きが来そうにない。

一条「着いたのか?…あんた一人暮らし…って」

一条「えっ!?」
綾弥さんがぶったまげている。

一条「まじかよ…まさか隣だったなんて…昨日業者がなんか運び入れてたのってあんたの荷物だったのか!?
奇妙な縁もあるもんだな…」
自分も驚いた。家と学校の席が隣同士の友人ができるなんて…
今日は世話になってしまった、とりあえず綾弥さんにお礼を言おう。

一条「……名前、一条でいい。」
?

一条「綾弥さんだなんて呼び方しなくてもさ、下の名前で呼んでくれていいぞ。あたしも○○って呼ばせてもらうからよ。」
…まさかクラスで一番恐れられている人と一番に親しくなってしまうとは。
何だか心配事が全て無くなった気分だ。
『グーッ』
…腹が減った。

一条「あたしも腹減っちまったな。
飯、食ってくか?」
…中々充実した学生生活になりそうだ。
【出会いイベント 了 】
後書き