……あ~…、ごめんね…その日は、…どうしてもバイト休めなくてさ…年の瀬も迫った12月中旬。
俺は想いを寄せていた彼方さんに、思い切ってクリスマスデートに誘ってみたが、あえなく玉砕した。
…自分で言うのもなんだが、脈はあると思っていた。
これまで何度か二人で出かけたこともあるし、なんと成り行きで手料理をごちそうになったこともある。
…このクリスマスに告白まで決めるつもりだったのに…
本当にごめんね…?絶対に埋め合わせするから…がっくりと肩を落とす俺に、彼方さんは本当に申し訳なさそうにこちらに手を合わせる。
あんまりしょげていても、女々しい奴だと思われたくない。
少しだけ泣きそうなのを抑えながら、別の日にデートの約束を取り付けて、その場を別れる。
…バイト、大変だって言ってたしな……。
―――12月24日。
彼方さんのバイト先に、顔を出してみる。
…なんとも女々しい事だが、せめて顔だけでも見たくて、軽く挨拶するだけと思って来たのだが。
…これは、本当に滅茶苦茶忙しそうだ…遠目に、彼方さんが慌ただしくお客さんに応対しているのが見える。
なんとか声を掛けたくてしばらくウロウロしていたけれど、とてもおしゃべりができる雰囲気ではなくて……。仕方なく、適当な買い物をして、お店を後にする。
あとで、お疲れ様のラインぐらい送っておこうかな。
それにしても。―――バイトってのがウソじゃなくてよかった。
そんな女々しいことこの上ない邪推をしていた自分を恥じながら、冬の夜を一人帰路に就いた。
~・~・~・~
……はぁ…、つかれたぁ…。お店も閉店に近づいたころ、彼方はようやく休憩室で一息をついていた。
……○○くん、来てくれてたなあ。お話しする暇も無かったけど…。……へへぇ…♪忙しい中に、遠目にちらりと見えた、あの人の姿。
お仕事放り出すわけにもいかないから、なにも反応してあげられなかったけど…目線くらい送ればよかったかなぁ…。
……あ、ライン。
……おつかれさま…か。……たった一言だけど、元気貰えちゃうよね。
『――近江さん、今日はお疲れ様。本当に助かったよー』
あ…、店長。お疲れ様です~店長が、休憩室に入ってくる。
その手には、飲み物が。
『いや~すごく頑張ってくれたから、労いぐらいとおもってさ。』
キュポっとボトルのふたを開け、カップに注いでくれる。
…たしかに、ずっと働きづめでのどはカラカラだ。すごく芳醇な香りもする…。
あ…ありがとうございます。いただきます~クイ、とカップを傾ける。
ほどよい酸味とのど越しがよくて、ついつい一気に飲み干してしまう。
わぁ…、これ、すっごくおいしいですね~『そうだろう?ボクの実家から送られてきた高級ジュースでさ…よかったら、もう一杯どうかな?』
それじゃあ…お言葉に甘えて~私が二杯目を注ぎ始めると、店長はおもむろに扉の前に立ち。
――かちゃり。
乾いた金属音。
え…今…鍵、閉めた…?
……?あの、店、ちょ……、っ!?ぐらり。急に、目の前が歪む。
手にしていたカップが、持っていられなくて、ジュースごと、床にばしゃりと落ちる。
立ち上がろうとするけど、脚に力が入らなくて。
『――おっと。…大丈夫かい、近江さん…?』
よろけた身体を、店長が抱きとめる。
『少し、疲れちゃったのかもしれないね…?ゆっくり休むといいよ……』
下卑た顔で、自分を見下ろすその顔を最後に、彼方の意識は、闇の淵へと沈んだ――。
~・~・~・~
――上手くいったなぁ。
ぐったりとした少女の身体をソファに横たわらせながら、男はそう呟く。
以前から目をつけていた、この子。
一目見たときから目を奪われたそのルックス、抱き心地のよさそうな肉感のあるボディ、あどけなさを滲ませながらも包容力のある不思議な色気のある雰囲気。
なんとかこの子を手籠めにしたくて、いろいろアプローチをしてみたものの、ポワポワした雰囲気とは裏腹にガードが固くてなかなか上手くいかなかったが…疲れで少し気が緩んだかな…?…それとも……。
まあいい。
…店も閉店して、ほかのアルバイトもみんな帰らせて、もうこの休憩室に近づく人もいない。
この身体を…やりたい放題…っ
堪らず、馬乗りになって服をはだけさせる。
服の上からでも一目でわかる、柔らかそうな双丘が露になる。
薄紫色のブラをはぎ取り、ぷるんと揺れるその胸をわしづかみにして、さらにむしゃぶりつく。
ずぶずぶと指が沈み込む。こんなに柔らかいおっぱいがあるのか…?
いままで味わったことが無い極上の肉感を貪るように乱暴に揉みしだきながら、
少しだけ凋んだ先端をべろべろと舐め回し、舌先でほじくると、その奥の乳首が、少しずつピンと張り詰めてくる。
はぁ…はぁ…っ、たまらん……っ
私は、すっかり臨戦態勢の愚息を取り出すと、その柔らかな胸の間に挿しこむ。
そのまま両手で胸を寄せて圧迫し、マシュマロのような感触を肉棒全体に纏わせながら、無我夢中で腰を突き出す。
刺激というよりも、ローションそのものに肉棒を突っ込んでいるような。そのまま腰の先だけが融けてしまったような未知の快感に翻弄され、あっという間に精液がせりあがってくる。
咄嗟に我慢しようと思っても、まともに力が入らない。ひくひくっ、と腰の奥が疼いて、そのまま、柔肉の間に、どぷどぷと精を漏らす。
温かくて柔らかい肉の間で肉棒だけが跳ねて、表面をえぐり滑る感触だけが脊髄に流れ込む。
終わらないんじゃないかと思うほどの射精がようやく勢いを弱める。
肉棒に押し付けていた胸から手を離すと、ねちゃ…っ、とぶちまけられてこびり付いた白濁液がおっぱいの間に無数の糸を架ける。
人生最高と思える射精の余韻に打ち震えながら、精液に塗れた肉棒を彼方の頬や唇になすりつけ、そのあどけない寝顔を汚していく。
さらに指で口を開かせると、口の中にねじ込み、ぬるぬるの口内で汚れをこそげ落す。
それだけでも、射精感が高まってくるが…、ここで射精するのはもったいないな…。
口から肉棒を引き抜くと、
待ちに待ったメインディッシュへと目を向ける