彼は私を見てそう言うなり、窓から飛び降りた。
 壁を蹴って校庭に降り立つと、スコップを駆使し、
「オッパイパイ!オッパイパイ!オッパイパイ!プァァァァァイ!」
 と無駄にかっこよく叫びながら次々とゾンビを斬っていった。
 全滅させたあとは壁を蹴り登って(我ながら意味不明だがそうとしか表現できない)部室に戻ってきて何事もなくお茶を飲んで屋上に向かっていった。

 あの時の「」君はなんだったんだろう。本人も覚えていないらしい。
 ……疲れているのだろうか。今日は早めに寝ることにしよう。



(若狭悠里の日記より)
巨乳オップァイ!Fレベルだ…